大阪・鶴橋コリアタウン
在日コリアンの教会と共生の碑歴史資料館
文・写真 地球の片隅の旅ねずみ @joonimism

こんにちは。旅と人、そしてその土地に息づく物語を届けている旅行ブロガーです。
今日は、大阪で出会った静かな余韻の残る2つの場所について書いてみます。訪れたのは大阪コリアタウンと、そのすぐそばにある在日大韓基督教大阪教会です。

ただ観光名所を巡るだけではなく、その土地に根を下ろしてきた人たちの暮らしや歴史に少し触れられた時間だったので、今回の大阪滞在の中でも特に印象に残りました。
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大阪・鶴橋駅近く、日本人にも人気の大阪コリアタウンへ

#大阪コリアタウン は、いまや日本の旅行者はもちろん、地元の人たちにも人気のスポットです。
とくに鶴橋駅からコリアタウンへ続く一帯は、韓国料理店や韓国食材店、K-POPグッズショップがずらりと並んでいて、歩いているだけで活気が伝わってきました。

JAWS TOPPOKKIも見かけて、

ペク・ジョンウォンさんのセマウル食堂もあって、
でも今回は、いつもとは少し違う目線でこの街を歩いてみたかったんです。食べる、買う、楽しむだけではなく、なぜこの場所が生まれ、どんな記憶を抱えているのかを感じてみたくて。

共生の碑・大阪歴史資料館
コリアタウンの中にあります!

そんな思いで足を運んだのが、コリアタウン歴史資料館でした。
ここでは、古代の渡来人や三国時代の百済につながる人々、さらに済州島や朝鮮半島から海を渡ってきた移住者たちの歩みまで、さまざまな歴史をひとつの流れとして見ることができます。


ユネスコ関連の学校とも連携しているようでした。

静かな展示室をゆっくり見て回っていると、なぜ彼らが大阪に根を下ろすことになったのか、そしてどんな日々を生きてきたのかが少しずつ伝わってきて、自然と胸に迫るものがありました。とくに、子孫の方々が少しずつ力を持ち寄って資料を集め、守り続けてきたという点がとても印象的でした。

そしてここで、
大阪の韓国系教会の存在も知りました!


気になってしまって、
今回は写真で見て気になっていた #在日大韓基督教大阪教会 にも行ってみることにしました。
まずはそれぞれの場所を地図で確認してみます。
歩いて移動できるくらい、本当にすぐ近くなんです。
ちなみに、
私はこのエリア近くの韓国系民宿に泊まりました。
そのおかげで #大阪韓国教会 にも歩いて行けましたし、コリアタウンにも散歩がてら2回も行ったり来たりしてしまいました。
私が泊まった韓国系民宿はこちらです。参考までにシェアしておきますね。
110年の歴史を持つ在日大韓基督教大阪教会を訪ねて

コリアタウンを歩いたあと、そのまま近くにある在日大韓基督教大阪教会へ向かいました。
この日は本当に偶然、こどもの日合同礼拝が行われる日でした。おかげで、日本語と韓国語が自然に交わる、印象的な礼拝の空気を体験することができました。


長い年月を日本で歩んできたこの教会は、単なる信仰の場ではなく、移住者たちにとって心の支えであり、安心して戻れる居場所でもあったのだと強く感じました。



110年前、産業化の波の中で朝鮮の貧しい人々が大阪へ渡ってきたことから始まったこの教会の歴史は、まさに涙と祈りの積み重ねだったのだと思います。
厳しい紡績工場での暮らしの中でも女性労働者たちが集まって信仰を守り、1922年に小さな住宅の2階で始まった礼拝は、やがて在日コリアンの大切な拠点へと育っていきました。



現在はチョン・ヨヌォン牧師と信徒のみなさんが、その伝統を受け継ぎながら地域と隣人に仕えておられました。
とくに礼拝後には、牧師夫人のあたたかなおもてなしで教会の昼食にも参加させていただき、おいしく食事をしながら、日本で長く暮らしてこられた年配の方々とゆっくりお話しすることができました。


みなさんの言葉からは、韓国と日本のあいだにある複雑な感情や切なさ、そしてそれでも互いを思う気持ちがまっすぐ伝わってきて、胸の奥がじんわり熱くなりました。


ちょうどその日、初めて教会を訪れた韓国人旅行者の方が日本人の彼氏を連れて来ていて、その光景もとても素敵でした。ここは国籍や言葉を越えて、人と人が出会い、和解していく場所でもあるのだなと感じました。
KCC韓国基督教会館、在日コリアンの歩みを記録する場所

教会の隣には #KCC韓国基督教会館 があります。ここは単なる宗教施設ではなく、在日コリアンの権利獲得運動や社会宣教の拠点として大きな役割を果たしてきた場所です。

日本統治時代の強制移住、戦争、そして戦後の差別や苦難の中で、彼らがどのように連帯し、権利を求めてきたのかを、多くの史料や展示を通して知ることができました。

とくに倉田文庫に収められた資料は、日韓キリスト教関係を研究している方ならぜひ見ておきたい貴重なアーカイブだと感じました。


延世大学で学び、日韓の和解のために尽力した倉田雅彦教授の息づかいが感じられるような瞬間でもありました。



さらにこの場所には、法律相談や人権相談を通して生きる力を得て、差別撤廃運動へと踏み出していった在日コリアンの物語も残されています。華やかな大阪の街並みの裏側に、こんな歴史があったのだと改めて考えさせられました。

旅の終わりに、あらためて心に残ったこと

今回の大阪旅は、いつもより少しだけ気持ちを落ち着けて歩いた時間になりました。
#大阪コリアタウン #在日大韓基督教 #大阪教会 をそれぞれ訪ねながら、ただおいしいものを食べて有名スポットを巡るだけではなく、その土地に染み込んだ人々の息づかいや物語をたどる旅も本当に価値があるのだと実感しました。


もし大阪旅行を計画しているなら、ぜひ一度この場所にも立ち寄ってみてください。
きっと、旅の記憶がもっと深く、あたたかいものになるはずです。今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次の旅の話でお会いしましょう。

大阪コリアタウンをあとにしながら
#コリアタウン歴史資料館 の入館料は300円です。より詳しい内容は、私が添付したYouTube動画もぜひ参考にしてみてください。



在日大韓基督教大阪教会は、日曜礼拝の時間に訪れると、信徒の方々とあいさつを交わしたり、教会内部を見学したりすることもできます。
KCC会館は資料を閲覧する場合、事前の問い合わせが必要です。日韓関係や在日コリアンの歴史に関心がある方には強くおすすめしたい場所です。

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Written by
本を読む旅ブロガー・YouTuber 地球の片隅の旅ねずみ
ありがとうございました。