済州特別自治道庁の支援を受け、済州文化体験の一環として制作した記事です。
「おつかれさま」済州島旅行コース
松岳山周遊道から観徳亭まで
文・写真 キム・ジュヨン記者|地球の田舎ネズミ

こんにちは。 フリーランスジャーナリストのキム・ジュヨンです。もうひとつの顔として「地球の田舎ネズミ」というニックネームで、SNSでも発信しながら、いろいろな物語をもっと気軽に届けています。
最近、済州島旅行を準備する人がよく検索しているキーワードのひとつが、まさに「폭싹 속았수다 済州 ロケ地」なんですよね。


私も今回の済州島旅では、ただ観光するだけではなく、ドラマのシーンをたどりながら、済州の暮らしや文化まで一緒に感じてみたいと思っていました。
そこで実際に回ってきたルートをもとに、폭싹 속았수다 済州 ロケ地をひとつの旅行コースとしてまとめてみました。

結論から言うと、このコースは単なるロケ地巡りではなく、済州という島そのものを理解する旅でした。

1.松岳山周遊道
ハクシおじさんの自転車シーンのロケ地

まず最初に紹介したいのは、ドラマで話題になった“ハクシおじさんの自転車シーン”の撮影地、松岳山周遊道です。


とくに自転車シーンが撮られたのは、周遊道の中でもプナムコジ近くの断崖エリア。実際に行ってみると、「どうしてここで撮影したのか」がすぐにわかりました。


海へ向かって伸びる断崖、幾重にも重なった地層、そしてどこまでも続く水平線。ここはただ景色がきれいなだけではなく、時間が刻んだ自然の記録をそのまま見ているような場所でした。



ドラマの中では思わず笑ってしまう場面でしたが、
現地で感じる空気は、むしろとても荘厳で、ずしんと胸に残る重みがありました。
コース全長は約2.8km
所要時間は約1時間30分〜2時間
本当の絶景を見たいなら、山頂まで上がるのがおすすめです


とくに松岳山の頂上から望む、山房山、兄弟島、漢拏山、龍頭海岸、軍山、沙渓海岸、ダンサンへと続く景色は、まさに「済州でしか出会えない風景」でした。
2.城山日出峰
済州旅行のフィナーレにぴったり

済州旅行でここを見ずに帰るのはもったいない、と思ったのがやっぱり城山日出峰。ドラマの背景としてたびたび映る場所ですが、名実ともに済州、そして世界を代表する自然遺産です。


ユネスコ世界自然遺産らしく、頂上まで登ると圧倒的な火口の風景が広がります。写真で見るのとはまったく違うスケール感でした。
入場料5,000ウォン、
日本円で約550円とは思えないほど満足度の高い世界遺産でした。




済州デジタル観光証「#ナウダ」を発行して提示すると、城山日出峰は無料で入場できます!
往復で約40〜50分
スニーカーは必須
行くなら朝か夕方がおすすめ


頂上から見下ろす海は
まるでドラマのラストシーンのように
静かでありながら、深い余韻を残してくれました。
3.済州海女博物館
済州の暮らしが詰まった場所


次に訪れたのは、済州の文化をぐっと深く知ることができる済州海女博物館です。ドラマ「おつかれさま」を見た方なら、“海女”たちの波乱に満ちた人生を少しのぞいたことがあるはず。

ここは単なる博物館ではなく、済州の海女たちの生き方そのものを記録した空間でした。

展示を見ながらいちばん印象に残ったのは、「海女は職業ではなく、生き方そのものだ」ということ。酸素ボンベなしで海中20mまで潜る漁、そして共同体として支え合って暮らす姿です。



実際の海女さんたちの話に触れると、この文化がなぜユネスコ無形文化遺産に登録されたのか、自然と腑に落ちます。



私がセファで出会った海女のおばあさんの言葉が、今でも忘れられません。「人より海のほうが先に老いるんだよ」と。たったひと言なのに、済州の海と暮らしの現実がそのまま伝わってくるようでした。
4.済州牧官衙の夜景
済州市内で楽しむ感性派コース


最後に立ち寄ったのは、いい意味で予想を裏切られた済州牧官衙。ドラマでは試験を受ける場所として登場します。
昼間は少し地味に感じるかもしれませんが、夜間開場の時間に合わせて訪れると、昼と夜でまったく違う表情を楽しめます。


韓屋の屋根や柱に落ちるやわらかな灯り、
静かな夜の空気、
そして歩きやすい見学動線まで。

国の文化財建築が今も生きた形で使われている、いいお手本のような場所でもありました。
ドラマ「おつかれさま」のロケ地でもある
済州・観徳亭の愛らしい姿を写真に収めたくて入ってみたら、忙しそうに動く公務員の方々が見えたんです。

何だろうと思ってそっと見てみると、
済州出入国・外国人庁が主催する
2026年の国籍証書授与式が
「まさか観徳亭で行われていたんです」


韓国の国民になることは(これから税金も納めて)
きっと簡単なことではないと聞いていたので、本当にすごいなと思いました。
数ある国の中から韓国を選んでくれたことに、ただただ感謝したくなりました。


ここで国籍証書を受け取ったなら、
その記憶はきっと長く心に残るだろうな、と感じました。
朝鮮時代、歴代の済州牧使が執務していたこの空間が
現代になった今も、ドラマのロケ地観光だけではなく
一部で行政空間として活用されているのが、とても素敵でした。


話を戻すと、済州市内でしっとりした雰囲気の夜景散歩を楽しみたいなら、済州牧官衙はかなりおすすめです。

「おつかれさま」済州ロケ地旅行コース
今回の旅を通して感じたのは、폭싹 속았수다 済州 ロケ地は単なる観光スポットではない、ということでした。
松岳山は、自然が積み重ねてきた時間
海女博物館は、人の暮らし
城山日出峰は、済州のはじまり
済州牧官衙は、歴史と文化


この4つがつながることで、ひとつの完成された旅になるんです。パク・ボゴム×IUのドラマ「おつかれさま」を見て心を動かされたなら、次はぜひ実際に済州へ行って、そのシーンの“本当の意味”を感じてみてください。
済州石文化公園の中にも「おつかれさま」の撮影地があるので、
あわせて立ち寄ってみるのもおすすめです。

Written by
本を読む旅ブロガー/YouTuber 地球の田舎ネズミ
ありがとうございました。
旅の動画はこれからもYouTubeにアップしていく予定です。それでは、みなさんもどうぞ素敵な旅を。
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